ご覧いただきありがとうございます。
バルセロナからドーハ経由で成田に到着しました。
エコノミークラスで計16時間乗り、体がバキバキです。
日本入国修行スタート
成田には夕方の5:15に到着。
ゲートには17:25に到着し、シートベルトサインが消灯しました。
しかしこれはコロナ禍の国際線到着。
シートベルトサインが消灯したからと言って、降りれるわけではありません。
成田空港の検疫側の指示により、機内での待機が命じられました。
しかしみなさん日本入国修行をなめており、15分もわざわざ立っていました。
あせっても無駄です。日本入国修行は。
私もすでに2021年9月にLAからの日本入国で経験していたからです。
15分降りられず不安なスタート
コロナ前であれば15分の間に入国審査、下手したらバゲージクレームまで進めますが、機内待機。
すっかり暗くなり、あと何時間かかるのかと不安でした。
この後、撮影できなかったので、時系列で書かせていただきます。
降機後、搭乗していた人がゲート前で整列させられ、小学生の遠足のように、2列に並んで仲良く抗原検査へと進みます。
17:50 書類チェックエリアに到着
まずは誓約書や陰性証明書のチェックを行います。
しかしエリアに到着したらすぐにチェックされるわけではありません。
まずはパイプ椅子に順番に座り、呼ばれるまで待機です。
この時、エミレーツ航空のドバイ便がドーハ便より早く到着していることから、エミレーツの客のあとにチェックと知りました。
80人ほどが到着しているため、その方がすべてチェックが終わるまで呼ばれないのです。
スタッフからそう聞きました。
必要事項が埋まっているか、スタッフに教わりながら記入している人もチラホラいて、大変だなと痛感。
18:15 カタール航空の乗客が抗原検査へ
エミレーツ航空の乗客が終わり、カタール航空の乗客が抗原検査へ。
私は25分に抗原検査のための書類チェックの番が来ました。
カウンターで陰性証明書、渡航先情報、必要事項が埋まっているかの確認を得て、唾液のセットを貰い、個別ブースで採取開始。
レモンや梅干しの写真が貼っており、昨年の9月も笑ってしまいましたが、線まで唾液を分泌させます。
18:33 My SOSチェック
唾液採取を終え、次なるチェックポイントへ。
次に待ち構えているのがMy SOSのインストールと操作説明ブースです。
一人に対し一人のスタッフが付き、正しく設定されているか確認されます。
私はすでに日本入国をした身であったので、スムーズに説明が終わり、5分で終了。
これで終わらないの日本入国修行です。
18:41 QRコードチェック
すでに降機後、1時間が経過しています。
次は質問票webで作成したQRコードの確認です。
私はすでに日本出国前に作成していたので、スタッフにQRコードと搭乗券を提示してすぐに終了。
座席番号が教えられ、椅子で抗原検査の結果判明まで待機しろと指示されました。
ここまではとにかく準備をしていた方が早く終わる内容です。
しかしいくら早くチェックポイントを通過しても、抗原検査結果の判明は早くできません。
ここから椅子での結果待ちの始まりです。
20:30 食料配給
Wi-Fiに接続し、Disney+やYouTubeをみながらだらだら過ごし、もう2時間経過。
椅子に2時間座っているのしんどいです。
するとおにぎりかパンの配給が始まりました。
日本時間15時ごろに機内食を頂いていたので、しばらくはおなかが減っていませんでしたが、やはり小腹がすくころ。
コンビニのおにぎりですね。
ちなみに、抗原検査の結果はアナウンスで発表され、呼ばれると入国審査へと進めます。
21:25 検査結果判明
降機してから4時間、パイプ椅子で2時間40分経過し、やっとアナウンスで自分の番号が呼ばれました。
さすがにここまで時間がかかるとは思ってもいませんでした。
21:29にカウンターでパスポートを提示し「陰性」であるという旨、そして入国許可の紙を貰い入国審査へと向かいます。
と言いたいところですが、カウンターで紙を貰った後、入国審査場前で15分待機。
ずっと立たされぼーっと過ごしていました。
21:45 入国審査
自動化ゲートで一瞬で入国。
思い出にスタンプを貰って、荷物を受け取ります。
当たり前のことですが、到着して4時間20分も経過しているので、荷物はもう出ています。
21:47 税関
昨年9月の日本入国では、麻薬密輸と怪しまれ、別室に送られ荷物をすべてチェックされましたが、今回は渡航目的と渡航地を聞かれて終わり。
またすべて見られると恐れていたので拍子抜けでした。
21:49 到着ロビーに
約4時間半で到着ロビーに出れました!
やったー!
と大声で叫びたいところですが、まだ終わっていません。
今回私はイギリスに渡航し、強制隔離6日と指定されていたので、ホテルに移送される身なのです。
今ワクチン接種証明で隔離免除などありましたが、2022年2月はかなり水際対策が厳しく、検疫所が指定したホテルなどの施設で強制隔離がありました。
到着ロビーに出れても、スタッフの指示で待機されます。
理由は他の強制隔離する乗客の入国審査、税関通過を待ち、そろわないと移動できないからです。
つまりここでもいくら早く入国審査、税関検査を通過しても、到着ロビーで待機させられるのです。
強制隔離組のみなさんが全員揃い、バスの到着まで、ロビーの椅子で待機。
スマホの充電がなくなってきていたので、USBポート近くに荷物を置き、充電開始。
ちなみにこの水は、カタール航空の機内でもらったもの。
到着ロビーに出るまで、自販機で購入するしか喉を潤す方法がないので、機内でもらう水は、命の水となります。
22:25 ホテル行バスに乗車
バスが到着し、皆さんと一緒にバスに乗り込みます。
ここまでご説明していますが、まだ隔離ホテルの説明がありません。
どこに行くのか分からないまま、バスは成田空港第2ターミナルを出発します。
真っ暗な空港を出発し、ここで衝撃的な光景を目にします。
なんと新空港ICに入り、高速道路に入ったのです。
この時察しました。隔離ホテルは成田空港周辺ではないのだと。絶望しながらバスは真っ暗な中高速道路を走ります。
運転手から行先の説明もないまま。
23:08 首都高速湾岸線 新木場で降りる
バスの中ではひたすらハイスクールミュージカルザミュージカルを見て、気付くと減速し、新木場に。
あれ、東京に来てるやんと思っていると…
23:15 アパホテル潮見到着
新木場を降りた時点で、なんとなく潮見のアパかなと思っていましたが、その通りアパホテル潮見に到着。
千葉県成田空港から東京都潮見に隔離の為にやってきました。50分もバスに揺られたのですね。
キツイ…
人生初のアパホテルは隔離ホテルとなりました。
到着後、喫煙者の方が先にカウンターで隔離期間の説明を受けて、それ以外の人はバスを降りた人の順にパイプ椅子で待機します。
荷物はスタッフがまとめてくれており、エレベーターホールまで運んでくれたりと、高級ホテルのようなサービスでした。
長い検疫でお疲れということでいろいろとやっていただけるのでしょうか。
順番に呼ばれ、私もカウンターで隔離期間中にMySOSとは別の健康観察報告についてやら、抗原検査の方法やらの説明を受けてやっとカードキーをゲット。
ホテル内は、スタッフが他のスタッフとの干渉を防ぐことからエレベーターまで管理し、とにかく他の方と一緒にならないようになっていました。
23:55 部屋に入る
いやーこれを読んでくださっている方もお疲れさまでした。
飛行機を降りたのが17:25。
ホテルの部屋に入ったのが23:55。
日本入国修行の結果は…
6時間半でした!
こんな時間もかかる日本の水際対策すごいです。
スタッフの方は本当に親切で感謝しかありません。
部屋をチェック
やっとの思いで部屋に入りましたが、このブログの為に疲れに耐えながら荒らす前の部屋を撮影。
スリッパはありました。
ごみ袋はすでにセットされ、感染対策の為にも、封を閉じて廊下に出しておくと持って行ってくれます。
到着23:50で夕食の弁当が配布されるという面白さ。
確かに夕食はいただいてないけれども、この時間には食べれない(笑)
ガラスのコップが以外にもありました。
これこそ撤去してそうな気がしていましたが。
こちらの電話で洗濯の予約や陰性連絡などを受け取ります。
ハンガーは洗濯した際に重宝しました。
数はないので残念ですが。
ビジホのシングルサイズ。
目覚ましなどのコントロールパネル。
風呂。アメニティーは一通りありました。
歯ブラシは海外旅行なのでもっていっていますが、こちらを使用しました。
アパのアメニティーを始めて利用
袋の中には替えのタオルなどが入っていました。
隔離期間中の食事
翌日の朝、MySOSの健康状態報告、アパホテルの報告を行い一日がスタート。
館内放送で食事を部屋の前に置いたと流れ、受け取ってスタート。
本日の朝食です。
ポットでお湯を沸かし、味噌汁を頂く。
メニュー表が毎食配られます。
退所の日
6日間の待機では、3日目と6日目に唾液の検査で陰性を確認します。
朝、廊下に検査キットがおいてあり、自分で採取して、スタッフが受け取りに来るという流れです。
14:45 陰性連絡 退室
検査結果が判明し、6日間の隔離生活が終了。
退所したらバスに乗り込み、再び50分かけて成田空港第2ターミナルに戻ります。
家東京なのに千葉に還されました。
ここからはもう強制隔離ではありません。なつかしの到着ロビーを見て、家族の車を待ちます。
公共交通機関をこの当時は使えなかったので、送ってもらいました。
外は寒く、久しぶりに地面に足をつけました。
MySOSの報告は忘れず。
強制隔離期間中にもかかわらず、現在地報告やテレビ電話が毎日ありました。
脱走できないわ!と思いながらも報告はしっかりやりました。
応答しますけど、ホテルですよって感じ。
いやだからホテルだよって。
まとめ
2022年2月の水際対策なので今はこのような厳しい修行ではありません。
日本入国でここまで苦しい思いをするのはもう最初で最後かもしれません。
これにて2022年ヨーロッパ周遊旅行が終了となります。
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